「サポート詐欺」防止、コンビニ協力 調布市と警察、カード封筒配布

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平山亜理
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 うその電話で信じ込ませ、お金やカードをだまし取る特殊詐欺の被害を防ごうと調布市と調布署が、市内のコンビニエンスストア93店舗と対策に乗り出した。悪用されることが多いプリペイドカードを販売する際、「電話でお金の話は詐欺です!」などと書かれた封筒に入れて渡すという。

 近年、特殊詐欺の中でも、パソコンの画面に「ウイルスに感染している」などと警告を出し、その対策のためにプリペイドカードを買わせる「サポート詐欺」が急増している。コンビニでは、ネットでの買い物やゲームアプリの課金などに使う「POSAカード」と呼ばれるプリペイドカードが販売されていて、対策を強めることにした。

 コンビニでプリペイドカードを買った人に手渡す封筒に、「電話で電子マネーを買ってきてと言われたら…100%詐欺です!」というメッセージなどを記す。警視庁のマスコット、ピーポくんとともにカラーで印刷し、注意を強く訴えるデザインになっている。

 市によると、昨年1年間で確…

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