ロシア政府関連のハッカー集団、米テキサス州の水施設を攻撃か

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 ロシア政府と関係するハッカー集団が、米テキサス州の水施設へのハッカー攻撃に関与していた可能性があることが明らかになった。米グーグル傘下のサイバーセキュリティー企業マンディアントが17日、明らかにした。米ワシントン・ポスト紙によると、確認されれば、ロシアが関与する米国の水インフラへの初の攻撃になるという。

 同紙によると、テキサス州北部のミュールシューで今年1月、給水タンクから水があふれ出した。当局はハッカー攻撃と断定。当時、「サイバー・アーミー・オブ・ロシア・リボーン(CARR)」と呼ばれるハッカー集団が、給水タンクへのハッカー攻撃に関与したとする動画をテレグラムに投稿していた。テキサスのほか、ポーランドの水施設やフランスのダムへのハッカー攻撃にも関与したという。

ライブ動画の「犯行声明」

 CARRがテレグラムに投稿…

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