大震災を経験した楽天球団の使命 台湾支援へ募金活動、すぐさま動く

有料記事東北楽天ゴールデンイーグルス

笠井正基
[PR]

 「震災大国」の日本にあって、災害が発生した直後の東北楽天ゴールデンイーグルスの支援活動は素早かった。

 台湾が最大震度6強の強い地震に見舞われたのが今月3日。楽天はすぐさま動き、本拠の楽天モバイルパーク宮城で6日にあったソフトバンク戦の試合前に募金活動を行った。

 分刻みの予定で忙しいにもかかわらず、今江敏晃監督と9選手が参加し、募金額は約52万円に上った。13日の2軍戦後にも実施し、約3万1千円が集まった。

 チームに台湾出身の宋家豪と王彦程(育成選手)が所属していることもある。何より、2011年の東日本大震災で被害を受けた宮城県に本拠地を置いていることが大きい。

 球団創設20周年の節目を迎…

この記事は有料記事です。残り418文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら