小池百合子知事のカイロ大卒業巡り元側近会見 大学声明の疑義主張

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 東京都小池百合子知事が2016年の就任後に起用した元都顧問で弁護士の小島敏郎氏が17日、都内で記者会見した。20年に小池氏の卒業を裏付ける形の声明がカイロ大(エジプト)側から出された直前、小池氏の卒業を証明する方法について、自身が小池氏とやりとりをしていたとするメールの写しを公表した。

 カイロ大の声明について、小島氏は、自身の発案で、小池氏側からカイロ大側に発出を働きかけることになったと主張。発案から声明公表まで3日と短いことなど不自然な点があり、声明の信頼性に疑義があるなどとしている。

 この時期の小島氏とのやりとりについて、小池氏は12日の定例会見で「あまり鮮明に覚えていない」と話した。卒業を疑問視する声に対しては「大学が卒業を証明している」と反論した。

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