ロシアでワグネルのゲーム開発 侵攻が舞台、プリゴジン氏?の動画も

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 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」を題材にしたオンラインの戦闘ゲームが開発中だと、ワグネルに近いとされるテレグラムチャンネルが15日、紹介動画と共に投稿した。ワグネルは昨年6月の反乱に失敗して実質的に解体されたが、その知名度を生かして若者に「愛国心」を浸透させる狙いとみられる。

 投稿によると、ゲームの名前は「地獄の最高」。ワグネルの旗印とも言える言葉で、昨年8月にジェット機の墜落で死亡した創設者のエフゲニー・プリゴジン氏の映画会社が、2022年に同名の映画を制作した。ゲームはそれを基にし、ウクライナ侵攻での実際の作戦を舞台にしているという。

 プリゴジン氏に似た男性も動画に登場。「地獄に落ちるのは分かっているが、そこで最高(の存在)になる」と話した。

謎の開発者や開発会社

 開発しているのは、ロシア極…

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2024年4月17日11時54分 投稿
    【視点】

    興味を持ったのでちょっと情報を探ってみたが、確かに「NoName Company」は謎の存在だ。 同社の公式ホームページの類は、私が探した限りでは、見付からなかった。 インスタや、(フェイスブックに似たロシア版のSNSである)VKに、今回の

    …続きを読む
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