規正法改正できなければ「不信任に値する」 立憲・泉代表

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立憲民主党泉健太代表(発言録)

 先送りできない課題を先送りしてきたのが自民党だ。(裏金問題の)解明が遅れ、(関係議員の)処分が遅れ、(政治資金規正法の)改革案まで遅れている。国会の会期末まで2カ月くらいしかない。議論する期間がどんどん短くなっている。改革案を急に出され、強行採決されたら、たまったもんじゃない。充実審議のためにも早く出すのは当然のことだ。

 (今国会で同法を改正できなければ)不信任に値するほどの責任の重さだ。もちろん(内閣不信任決議案を)出す出さないの話は別。ただ、自民党の改革案が遅れ、もし答えが出なかったということであれば、それは全て自民党の責任と言っていい。(東京都内で記者団に)

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2024年4月14日5時46分 投稿
    【提案】

    今国会が会期末(延長しなければ6月23日)に向け緊迫していくことがよくわかる発言です。まず、第一党の自民の総裁である岸田首相が、裏金問題を受けた政治資金規正法改正を「今国会で」と語りながら、自民案がまとまらず各党間の協議が遅れているというの

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