G1を2勝の藤岡康太騎手が死亡 レース中の落馬で頭と胸を負傷

 日本中央競馬会(JRA)は、レース中の落馬で意識不明となっていた藤岡康太騎手が10日夜、治療中の病院で亡くなったと発表した。35歳だった。

 藤岡康騎手は、6日の阪神競馬第7レースで騎乗馬が前の馬に触れてつまずき、ダートコースに落下。頭と胸を負傷し、救急搬送されていた。

 JRAでのレース中の落馬による死亡は、2004年の竹本貴志騎手以来で20人目となった。

 藤岡康騎手は2007年にデビューし、中央競馬で通算803勝(重賞22勝)。09年にはNHKマイルカップをジョーカプチーノで制してG1初優勝を遂げ、昨年11月のマイルチャンピオンシップはナミュールで14年ぶりのG1制覇を果たしていた。

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