3年ぶり勝利の巨人・高橋礼 見直したメンタル面 目指すは70点

有料記事読売ジャイアンツ

堤之剛
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(7日、プロ野球 読売ジャイアンツ3―0横浜DeNAベイスターズ)

 巨人の高橋礼は勇気をもって、大胆に攻めた。

 「3点取ってもらった以上、(失点)2点まではオッケー。70点、75点ぐらいのボールでいいから、どんどんストライクゾーンで勝負しよう」

 3点リードの四回。2死満塁とされ、DeNAの関根大気を打席に迎えた。

 前日まで打率5割を超えた左打者のひざ元に、アンダースローから129キロを投じ、カウント2―2と追い込む。

 5球目。

 思い切って高めに132キロを投げ込むと、力のない打球は二ゴロとなり、ピンチを切り抜けた。

 6回被安打3、2四死球、無失点の好投。3年ぶりの勝利をつかんだ。

 「本当にうれしい」。笑顔がこぼれた。

 今季、トレードで加入した28歳だ。

 ソフトバンクでは2019年に12勝を挙げるなど、先発や中継ぎで活躍した時期もあったが、過去2年はいずれも防御率10点台と打ち込まれた。

 昨冬。巨人で始動するにあたり、自分を見つめなおした。それは、メンタル面だ。

 130キロ台の直球に、11…

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