コンコースにスタンドバー 埼玉高速鉄道東川口駅、売店跡地を活用

岩堀滋
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 埼玉高速鉄道(SR)の東川口駅の改札外コンコースに3月27日、スタンドバーがお目見えした。売店跡地で敷地面積は約7平方メートル。7人も並べばカウンターが埋まる規模で、駅の利用客や周辺住民に道すがら一時の「非日常」を味わってもらおうというコンセプトだ。

 「お酒の美術館」としてスタンドバーを全国展開するNBG(本社・京都市)が、大宮駅近くのコンビニ店内に続き埼玉県内2番目の店舗としてオープンした。昨夏、SRに提案し、増収を目指すSRが場所を貸し付けて実現した。

 駅構内の店舗は、関西近畿日本鉄道大阪メトロなどにあるが、関東では東武鉄道浅草駅に続き2駅目という。SRは「地下空間の利用は限られる。暗くなりがちな地下駅でにぎわいが出れば」としている。

 お酒はウイスキーに力を入れ、「東川口」と銘打ったオリジナルや製造を終えた貴重な銘柄などを置く。チャージ無料で1杯500円からと安価が売り。客は1日平均30人程度と見込む。定休日なしで、営業時間は午後3時~午前0時。岩堀滋

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