コロナ5類後、初の花見シーズン インバウンド効果は1130億円

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三宅梨紗子 黒田早織 平川仁 寺島笑花 小川聡仁 山田暢史 小原智恵 石垣明真
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 各地で桜の花が見頃を迎えている。新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行して初めてのシーズンで、「HANAMI」を楽しむ外国人観光客も多い。大勢で楽しむだけでなく、1人で花をめでる人の姿もある。

訪日客「はかないからこそ美しい」

 約373万人が使うお金は約1130億円――。経済効果に詳しい関西大学の宮本勝浩名誉教授は、訪日外国人の花見への総支出額を試算し、3月に公表した。何が外国人を引き付けるのか。

 小雨がぱらつく5日午前、東…

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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2024年4月5日22時41分 投稿
    【視点】

    桜の下を行き交う人々。今宵(こよひ)はその行き交う人々がみな美しいと、与謝野晶子が桜の京都を詠んだ<清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき>を思い出すような日だった。大阪も。

    …続きを読む