「エネルギー回収施設」着工 ごみ焼却施設で4800キロワット発電

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根岸敦生
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 栃木県小山市などでつくる小山広域保健衛生組合は、小山市塩沢の中央清掃センターに新たに180トン焼却施設を建設する。25日に起工式があった。建設から35年以上が経ち、老朽化が進んでいる160トン焼却施設の代替。焼却時に出る高温高圧の蒸気で発電をする「エネルギー回収推進施設」となる。

 組合は小山市のほか、下野市、野木、上三川の2町で構成している一部事務組合。管内には人口約25万2千人、約11万2千世帯(2022年現在)が暮らしている。ごみ処理のほか、斎場や夜間休日診療所、し尿処理などを担当している。

 今回建設される焼却施設は鉄筋鉄骨コンクリート造などで、地上4階、地下1階。延べ床面積は約6249平方メートル。ごみ処理能力は1日180トンで、総事業費は約405億円を見込んでいる。

 この施設の特長は、ごみの焼…

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