日銀1月会合で異次元緩和「転換後」議論 物価目標実現に「現実味」

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土居新平
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 日本銀行は25日、異次元緩和を転換する前の1月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。「目標の実現が現実味を帯びてきている」などとし、転換後の金融政策の姿を具体的に議論していた。日銀はこうした議論を踏まえ、3月の会合で11年続いた異次元緩和の転換に踏み切った。

 議事要旨によると、1月の会合では、目標実現に向けた「確度」が高まっているため、「(転換後の)政策運営について、基本的な考え方を整理しておくことが重要」との見解で一致。マイナス金利政策、長期金利を低く抑える政策、上場投資信託(ETF)の買い入れの3本柱について、それぞれ検討した。

 市場が注目しているのは、政…

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