スロバキア大統領選、決選投票へ ロシア融和姿勢の政権の評価焦点

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ベルリン=寺西和男
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 中欧スロバキアの大統領選が23日に行われた。主要野党が推すコルチョク元外相(59)が得票率42・5%でトップに立ち、フィツォ首相を支えるペレグリニ元首相(48)が37・0%で続いた。投票率は約52%。当選に必要な有権者の過半数の得票には届かず、2人による決選投票が4月6日に行われる。

 9人が立候補した選挙では、昨年10月に発足したフィツォ政権への評価が焦点になった。ロシアに融和的なフィツォ政権はウクライナへの武器供与を停止し、停戦交渉を求めている。汚職などを捜査する特別検察官事務所の廃止を決めたほか、公共メディアへの影響力を強める改革を進めようとしており、法の支配や民主化の後退への懸念が出ている。

 フィツォ政権の連立与党の党…

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