独サッカー代表の公式スポンサー、アディダスからナイキに交代へ

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ベルリン=寺西和男
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 ドイツ・サッカー連盟は21日、ドイツ代表チームのユニホームなどを提供する公式スポンサーを、ドイツのスポーツ大手アディダスからライバルの米ナイキに2027年から切り替えると発表した。アディダスは1950年から務める公式スポンサーの座を明け渡すことになり、国内では交代に波紋が広がっている。

 サッカー連盟の発表によると、ナイキは27年から34年まで、男子、女子、ユースの代表チームにユニホームなどを提供する。決定は入札によるもので、「ナイキが最も優れたオファーを出した」としている。

 独経済紙ハンデルスブラットは関係者の話として、アディダスは年約5千万ユーロ(82億円)を連盟に支払っているが、ナイキは2倍の1億ユーロ以上を提示したと伝えた。

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    潮智史
    (朝日新聞スポーツ部記者=サッカーなど)
    2024年3月22日23時43分 投稿
    【視点】

    金額の大きさもさることながら、アディダスでないドイツ代表のユニホームが想像できないし、驚きです。 ある意味、うらやましいのは、政治家が批判の声をあげていることです。しかも、アイデンティティーの一部とまで言及する。代表チームがそういう扱いを受

    …続きを読む