マッチングアプリの安全安心確保に向け、北海道がアプリ会社と提携

松尾一郎
[PR]

 北海道は、男女に出会いの機会を提供するマッチングアプリを運営する企業と「出会い・結婚支援に関する連携協定」を結んだ。アプリの安全で安心な利用に向け、協力を深めることが主な目的。道の担当者と、アプリ運営会社「タップル」(東京)の平松繁和社長が3月21日に協定書に署名し、締結した。

 同社は、出会いから1年以内に結婚した夫婦のうち、マッチングアプリを利用した人が4人に1人に達しているとの調査結果を引用した上で、利用者から得られるデータを道の少子化対策などに生かすことができると強調。今後は、広い北海道において、より地域を絞った出会いを促すサービスの提供を目指す。

 一方、道はマッチングアプリの利用が増える中、トラブルも散見されるため、今回の協定で、道民が安全・安心に利用できるように同社を含むアプリ運営会社と協力していく方針。

 マッチングアプリは有料。同社の場合、男性で月4千円前後かかるが、女性は基本無料だという。(松尾一郎)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら