春闘の賃上げ率5%台続く 連合が第2回集計を公表、33年ぶり水準

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北川慧一
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 労働組合の中央組織・連合が22日まとめた今年の春闘の第2回集計結果で、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率は平均5・25%だった。初回集計の5・28%に続き5%台を確保し、過去の最終集計と比較すると、1991年(5・66%)以来となる33年ぶりの水準が続いている。

 21日午後5時までに回答のあった傘下の組合分をまとめた。基本給を底上げするベースアップ(ベア)については、明確にわかる組合の平均分で3・64%となり、連合が目標として掲げるベア3%以上を初回に続いて上回った。

 今年の春闘では、物価高や人…

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