サッカー日本代表がアジアカップ準々決勝でイランに敗れた後、DF冨安健洋(アーセナル)が言っていた。
「悪いときの日本が出て、それを変えようとする熱量を選手に感じなかった」
相手に押し込まれ、劣勢に立ったとき、空気を変えるようなプレー、声かけをできる選手がいなかったという指摘だ。
今回の2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選北朝鮮戦のメンバーに、森保一監督は37歳のDF長友佑都(FC東京)を選んだ。22年W杯カタール大会以来の招集だ。理由について、まずはクラブでのプレーに言及。そして、チームに与える影響の大きさを語った。
「どんなときも前向きに振る舞ってくれる。そこについては彼が突き抜けている。これから厳しい戦いになっていく中、彼がもたらすエネルギーに期待したい」
確かに練習から雰囲気が明るくなり、歓迎ムードの選手も多い。北朝鮮戦前日となった20日の練習でも声を張り上げ、特別な存在感を放っていた。
一方で、こうした状況への危…
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- 【視点】
「日本代表として戦っている以上、熱量のことを話し合っている時点で、レベルの低い集団。正直、いま、僕たちがそれをディスカッションしているレベルではいけない」 堂安選手のこの言葉、激しく同意です。 このチームで勝ちたい、仲間のためにも勝ちた
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