北急、23日に延伸発車 開業記念式典に約500人参加し祝う

田中祐也
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 北大阪急行電鉄(北急)の23日の延伸開業を前に、箕面市と北急は20日、箕面市立文化芸能劇場で開業記念式典を開いた。

 北急は、南北線千里中央駅から北へ約2・5キロ延伸し、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する。この日の式典には、延伸事業に携わった国交省大阪府阪急電鉄などの関係者約500人が参加した。

 上島一彦・箕面市長は「様々な苦難もあったが、先人の思いを受け継ぎ、(延伸を)実現できたことは万感胸に迫る」とあいさつした。北急の内芝伸一社長は「公共交通機関として、今後も沿線地域のまちづくりに貢献していきたい」と話した。その後、計画から半世紀にわたる延伸事業を振り返る映像が放映された。

 式典の後、参加者は箕面船場阪大前駅から記念列車に乗り、箕面萱野駅まで1往復し、車窓の風景を楽しんだ。

 延伸を記念して23、24日には、両駅の周辺でイベントが開かれる。箕面萱野駅前の広場と文化芸能劇場のステージには、ダンスパフォーマンスやクラシック演奏など約50組が出演する。飲食ブースの出店やワークショップの開催、両駅のイベント会場をめぐるスタンプラリーも予定されている。田中祐也

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