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　能登半島地震を受けての「対策の見直し」について聞いたところ、多くの自治体が避難所のトイレ環境や2次避難所の確保など、避難所をどう運営するかへの関心が高かった。

　同地震は「半島」という固有の地理的条件があり、発災当初、物資や人の派遣にも影響が出た。一方で埼玉県内で想定される地震は、被害が広範囲に及ぶとみられている。

主要道路の通行止め　避難や物資輸送に支障

　さいたま市の担当者は「主要道路の通行止めは避難や応急対応の支障になる。緊急輸送道路の拡幅や沿道にある建物の耐震化の促進をしている」と回答した。オートレース場を支援物資の集積場にしている川口市もやはり、地震後の道路損壊などで集積場から避難所への物資輸送に支障が出ないかを懸念する。

　熊谷市では、市の支援物資受…