将棋の高見泰地七段(30)と石井健太郎六段(31)が6日、各地で指された第82期名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終10回戦で勝利し、それぞれ8勝2敗で昇級を決めた。前局で昇級を確定させていた大石直嗣七段(34)も有終の美を飾り、9勝1敗。来期、充実の中堅トリオが「鬼のすみか」の異名を持つ難関のB級1組に挑むことになった。
名人を頂点とする順位戦は5階級で構成される。A級とB級1組に次ぐB級2組は今期28人が在籍し、上位3人の昇級枠を争った。
対局前の時点で2番手だった高見七段は、名古屋将棋対局場で藤井聡太名人(21)の師匠である杉本昌隆八段(55)に勝利し、自らの手で切符を得た。
薄い4枚穴熊を端攻めされる…
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