時代とともに変化を続けている高校野球界。明徳義塾(高知)を30年以上率い、甲子園に春夏通算37回(中止になった2020年春の選抜大会を含む)の出場歴を誇る馬淵史郎監督(68)は「チームにとって良いことは変える」と話す一方で、変わらない指導方針もある。
「今の子は頭でっかち」
多様性を大事にすることは重要よ。明徳義塾も留学生が多くて、いろんな文化の背景を持っている生徒が多い。だからと言って、明徳義塾の野球部のやり方は、俺がいるうちはそんなに変えないね。
バントができること。そして、守れること。それがレギュラーの条件よ。
丸刈りは強制していないよ。ただ、髪は伸ばす必要はないと思っている。
明徳義塾の場合は全寮制で…
- 【視点】
この「丸刈り基本論」は正直、うーん、です。 全寮制で散髪できる環境にないから自分で、という実利の面と、「明徳に入る子は『こういう学校だ』とわかって来ている、と俺は認識している」という丸刈りへの事前了解の面。いずれも、一理はあります。 一
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