キムワイプ、きょう国内発売55周年、特設サイト公開

野中良祐
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 「2024年3月に55歳を迎えます・・・どうしよう・・・」(キムワイプのX、@kimwipes_creciaから)。

 けばの残らない拭き取り紙として実験系の研究室などに常備されることが多く、苦楽をともにする研究者の悲喜こもごもの象徴としても扱われる「キムワイプ」が1日、国内発売から55周年を迎えた。

 キムワイプを製造・販売する日本製紙クレシア(東京都千代田区)は55周年を記念した特設ウェブサイト(https://pro-crecia-kimwipes55th.sfsite.me/別ウインドウで開きます)を公開。ラインアップの変遷や製品の改良ポイントなどを紹介する年表、頭部がキムワイプの箱となっている「キムワイプマン」が実験の作業を応援する動画などを公開している。

 年表によると、1969年に産声を上げたキムワイプは当初、白と緑の2色を基調とするパッケージデザインだった。82年に濃い緑色が加わり、現在も続くデザインとなっている。

 特設サイトではこのほかに、さまざまなユーザーがキムワイプとの「出会い」や、使用場面、記念メッセージなどを寄せたコーナーなどを順次、追加公開していく予定だ。

 同社のオンラインショップでは55周年を記念した限定カレンダー付きのキムワイプ詰め合わせギフトセットを販売。カレンダーにはキムワイプにまつわる秘話や、ペーパークラフトなどが盛り込まれている。

 また、ケース単位で購入する団体ユーザー向けに、キムワイプのオリジナルグッズが当たるキャンペーンを開始(https://www.boxwiper.jp/別ウインドウで開きます、応募は4~9月)。キムワイプのラインアップの中でも定番のS-200という製品の55倍サイズ(体積比)のクッションや、台車、ジャケットなどが抽選で当たるコースのほか、購入量に応じて折り畳みコンテナやマグカップなどがもれなくもらえるコースも用意している。

 特設サイトでは「この日を迎えられるのも、日頃よりキムワイプを愛してくださるみなさまのおかげです」と感謝の気持ちを表している。野中良祐

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