春を告げる直径2センチの「妖精」 セツブンソウ 木の下陰に咲く

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根岸敦生
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 春の妖精と呼ばれる「セツブンソウ(節分草)」が栃木県栃木市星野町の「四季の森 星野」で今年も咲き始めた。

 永野川の上流の三峰山のふもとにあるこの森は、地元の人が丹精込めて手入れをしている。熊倉功さんは「いつもより暖かく、雨や先日の雪のようなおしめりもあって、今年は美しいセツブンソウが楽しめる」と話す。

 キンポウゲ科のセツブンソウは、高さ8~14センチくらい。直径約2センチの5枚の白い花びらが開く。本州中部の山の半陰地に生える多年草で、石灰質の土壌を好むとされ、ここは北限の自生地とされている。

 来場者に楽しんでもらおうと…

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