小山市一般会計当初予算案

根岸敦生
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 栃木県小山市は13日、2024年度一般会計当初予算案を発表した。総額712億円で過去最大、前年度比4・6%増。

 23年度から7カ年計画で始まった公共施設の維持修繕・長寿命対策に、24年度も重点的に配分され、全体で18億4911万円を計上した。主な内訳は小中学校の施設改修に6億9269万円、保育施設関係で3857万円、市道、生活道路の補修に6億850万円、小山総合公園などの整備管理に1億519万円など。

 市の中心の小山駅周辺では、東口の広場再整備に5200万円。バス停の再配置やペデストリアンデッキの設置準備などを進める。同駅西口側の城山町3丁目第2地区市街地再開発事業で、24年度に再開発組合が設立されるのに伴い3億3210万円、粟宮新都心土地区画整理事業に3億50万円をそれぞれ計上した。

 コミュニティーバスの運行充実のために2億8千万円を見込んだ。

 歳入のうち、自主財源は57%で、市税収入は293億3141万円。歳出のうち投資的経費は77億8954万円。24年度末の市債残高は約945億円を見込んでいる。根岸敦生

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