人工呼吸器の12歳が描く起業の夢 伝えた熱意、県教委が動いた

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 医療的ケアを必要とする生徒のため、学校独自の入試も可能に――。

 奈良県教委が13日に県立高校受験の新たな方針案を示したことで、人工呼吸器を使うなど医療的ケアを必要とする生徒の進学の道が大きく広がった。当事者からは喜びの声が聞かれた。

 生駒市立生駒北中学1年の宮崎響さん(12)は先天的に関節や骨に異常の出る「ラーセン症候群」と診断され、日常的に人工呼吸器を使用している。学校では医療用車いすにのり、あごでパソコンを操作して勉強している。

想定以上の内容だった

 「誰もが使いやすい家具、住…

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