予想通りだった反戦候補の登録拒否 ロシア大統領選、茶番の構図

有料記事序破急

論説委員・駒木明義=国際社説担当
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 「まあ、そうなるよね」という感想しか浮かばない。

 来月行われるロシアの大統領選で、ウクライナ侵攻に批判的な候補として注目されたボリス・ナジェージュジン氏の立候補登録を中央選管が拒否した。届け出に必要な有権者の署名に不備があったことが理由とされた。

 十分に予期された事態だ。先月21日に朝日新聞デジタルが署名集めについて報じた際、私はコメントプラス欄に次のように書き込んだ。

 「10万人の署名を集めたと…

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