キオクシア・WD次世代半導体に1500億円助成 三重と岩手の工場

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冨名腰隆
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 経済産業省は6日、半導体大手キオクシアなどによる次世代半導体の生産に最大約1500億円を助成すると発表した。過去に助成を決めたが半導体不況で滞っていた計画にも、最大約929億円の助成を再認定。スマートフォンやパソコンの記憶媒体として使われる半導体メモリーの生産基盤強化を進める。

 キオクシアと、協業先である米ウエスタンデジタル(WD)との合弁会社は三重県四日市市岩手県北上市の工場で最先端半導体「3次元フラッシュメモリー」の生産計画を進めており、この投資に国が最大3分の1を助成する。

 経産省は2022年にも四日市工場への投資に助成を決めたが、半導体メモリーの市況悪化を受けて計画は停滞。今回決定した計2429億円分の助成のうち929億円分は、対象をより先端の次世代半導体に変更して改めて認定した。

 キオクシアとWDは近年統合…

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