能登の被災地支援に、東北大が「方言パンフ」作成 震災の経験生かし

有料記事能登半島地震

編集委員・宮代栄一
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 能登半島地震の被災地支援に役立ててもらおうと、東北大学方言研究センターが、意味を誤解しがちな能登地方の方言などをまとめたパンフレットを作成し、ホームページで公開している。

 「支援者のための知っておきたい能登方言」で、聞き取りにくい発音や知っておくと便利な方言などを2ページにわたって紹介。

 「シ・チ・ジ」が「ス・ツ・ズ」に近く聞こえることがあるとして、「梨(なし)→ナス」「口(くち)→クツ」「知事→ツズ」といった具体例のほか、「ムケンタマ・ムケンボ(ひたい)」「シリイビ(小指)」など、医療や介護で必要になる体の名称などを記した。

 同センターは東日本大震災が…

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能登半島地震

能登半島地震

1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る]