「万博のレガシー、実用化する組織を」関経連会長「協会の組織は…」

有料記事近づく 大阪・関西万博

聞き手・諏訪和仁 野島淳
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 関西経済連合会の松本正義会長(79)=住友電気工業会長=がインタビューに応じ、大阪・関西万博の会場の跡地利用を話し合ったり、万博で登場する新しい技術やアイデアを実用化につなげたりする組織が必要との考えを語った。万博の会場となる夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)は、大阪市が大阪港を浚渫(しゅんせつ)して埋め立てた人工島で、同市が保有している。主なやりとりは次のとおり。

 ――会場跡地をどう活用するべきでしょうか。

 「民間企業などから、ゴルフコースとか、植物園といったいろいろなアイデアが出ているが、(土地を保有する)大阪市は明確な方針を示していない。有効活用するためには、万博が終わる前に考えておかないといけない」

 「万博の『レガシー(遺産)…

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