新しい花咲かす準備のとき 「アイのない恋人たち」主演・福士蒼汰
文・堀越理菜 写真・倉田貴志
「必要なのは、普遍性と現代性だと思う」。恋愛に距離を置くアラサー男女7人の群像劇「アイのない恋人たち」(朝日系、日曜夜10時)で主演を務めるのは福士蒼汰さん。舞台は現代の東京だ。
登場する若者たちは、「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」と、それぞれにアイが欠けている。いつの時代も変わらない愛と、マッチングアプリでの出会いなど現代の若者の姿を遊川和彦が描く。「こんなセリフを遊川さんが書くんだなと、興味深く思った」
33歳の売れない脚本家・久米真和を演じる。人を愛したり人から愛されたりすることから逃げ、「3回会った女性とは連絡を絶つ」と決めている、「愛がない男」だ。一方で、家族や友人を大切にする仲間意識の強さは、自身にも共通すると感じているという。今作の制作発表会見でも、同世代の共演者にあたたかい笑顔を向け、盛り上げる姿があった。
「仮面ライダーフォーゼ」や…
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