ガザの人たちを支援 24日、函館白百合学園生がカレンダー市

野田一郎
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 イスラム組織ハマスとイスラエルとの軍事衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区の人たちに支援を届けようと、北海道函館市の函館白百合学園中学高校(生徒数325人、高橋真理子校長)の生徒たちが24日、チャリティーバザーのクリスマスカレンダー市を地元で開く。

 生徒会のボランティア組織の福祉局が主催。善意で寄せられたカレンダーや手帳のほか、フェアトレードのコーヒー、紅茶、チョコレートなども販売する。収益金はクリスマス募金で集まった約13万円と合わせて、独自の支援ルートを持つ認定NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」(東京都新宿区)とフードバンク道南協議会(函館市五稜郭町)に寄付する。

 カレンダー市は今回で18回目。支援先は毎年、生徒たちが話し合って決めている。昨年はウクライナ避難民を支援した。副局長の高校2年加納玲泉(れい)さんは「カレンダー市を通して世界中に困っている人がいることを知ってほしい」。局長の高校2年野田菜々美さんは「ガザには支援が行き届いていないと聞く。少しでも多くの人に受け取ってもらいたい」と話した。

 午前10時~午後2時、函館市末広町の市地域交流まちづくりセンター2階多目的ホールで。(野田一郎)

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