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　「クレヨンしんちゃん」のお尻で楽しもう――。体験型のアトラクションがある企画展「しん劇！　ケツだけワンダーランドの大冒険　山口会場」（yab山口朝日放送主催、山口県宇部市など共催）が1日、宇部市ときわ公園のときわ湖水ホールで始まった。来年1月14日まで。

　yab開局30周年記念企画のひとつとして、昨年、テレビ朝日系列での放送開始から30周年を迎えたクレヨンしんちゃんのイベントを催すことになった。

　会場には、来場者がお尻でコントローラーをたたいて画面の中のしんちゃんたちを動かし、映画「クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶジャングル」に登場するサルたちを追いこんでいくゲームなどのアトラクションがある。アニメや映画の名シーンを振り返るコーナーや、お尻を突き出している巨大なしんちゃんと写真を撮るフォトスポットも設けられている。

　11月30日に催された開会式と内覧会に、市内の大学院幼児園の園児24人が参加し、アトラクションなどを楽しんだ。クレヨンしんちゃんのどこが好きかを聞かれると、園児たちは「お尻を出すとこ！」「（犬の）シロ！　犬が飼いたいから！」などと答えていた。

　午前10時から午後6時まで（入場は午後5時半まで）。休場日は12月5、12、19、31日と1月1、9日。当日券は高校生以上1200円、3歳から中学生までは600円。同伴者のいる3歳未満は無料。問い合わせはyabビジネス戦略部（083・933・1129）か宇部市ときわ公園課（0836・54・0551）。（松下秀雄）