フィギュアスケート「氷の世界」の取材裏話語る 本紙記者が講演

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 フィギュアスケートの取材を長年続けている本紙の坂上武司記者の講演会「氷の世界への招待状」が25日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台であった。読者ら約80人が、華やかな世界の裏にある選手の努力、取材をする記者の思いなどについて耳を傾けた。

 坂上記者は2004年から浅田真央高橋大輔安藤美姫羽生結弦ら数多くの選手を取材してきた。現在は仙台総局で次長を務め、三浦佳生佐藤駿両選手のコラムを担当する。

 複数の記者が選手を取り囲んで取材をする「ミックスゾーン」での苦労や、選手だけでなくコーチ、衣装デザイナー、ルール変更の際には審判にも取材をすることなどを披露。「フィギュアは自分の極限に挑戦するスポーツ。その道のりの長さの分、ストーリーがある。選手を神格化せず、一人の人間として伝えていきたい」と話した。

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