【そもそも解説】活火山が21 伊豆・小笠原諸島になぜ多いのか

有料記事そもそも解説

黒沢大陸
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 面積の拡大が続く西之島や、新たな島が現れつつある硫黄島など、伊豆・小笠原諸島では活発な火山活動が続いている。伊豆・小笠原諸島はなぜこれほど火山があるのか。

 Q どれくらいの火山があるの?

 A 東京の南の海上に連なる伊豆・小笠原諸島には、気象庁が認定する全国111の活火山のうち21がある。このうち、2021年に大量の軽石を噴出する噴火をした福徳岡ノ場などは海底火山だ。

 伊豆大島新島神津島三宅島八丈島青ケ島、硫黄島は、気象庁が防災のために24時間体制で監視する全国の50火山に含まれている。

 Q なぜ、こんなに火山が多いのか。

 A 火山活動は、地球の表面を覆うプレートの動きと密接な関係がある。伊豆・小笠原諸島から、グアムやサイパンがあるマリアナ諸島にかけての海底では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下へ潜り込んでいる。

 潜り込むとき、一緒に海水も…

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