エスパルスドリームプラザ新館、10日開業 防潮堤を兼ねた緑地も

大海英史
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 静岡市清水区清水港日の出地区にある商業施設「エスパルスドリームプラザ」新館が10日、開業する。富士山を望むベイエリアの新しい拠点になるとともに、津波防潮堤と一体となった緑地やデッキを備え、景観やにぎわいと安全の両立を目指している。

 新館PARK―side(パークサイド)は3階建てビルに9店舗が入る。「ユニクロ」や「スターバックス」などのほか、県内からは「石窯パン工房PATON」が出店する。

 海側には県と連携して高さ2・5メートル(海抜含めて4メートル)の津波防潮堤を兼ねた緑地と2階デッキを整備した。非常時には津波避難ビルとしても活用できる。

 9日には清水区に住む人限定のプレオープンがあり、正午の開店前から数百メートルの行列ができた。隣の本館SEA―side(シーサイド、約60店、1999年開業)と合わせて年間450万人の来客を見込む。(大海英史)

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