津島東高の林さん、ミツバチの一枚画コンクールで大賞 中高生の部

浦島千佳
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 ミツバチの絵を描くことを通して自然や命の大切さについて考える「第11回ミツバチの一枚画コンクール」(山田養蜂場主催、朝日学生新聞社共催)で、愛知県立津島東高校2年の林愛月(あづき)さん=稲沢市=の作品「ミツバチと夏休み」が、中高生の部(高校生クラス)の大賞に選ばれた。

 シロツメクサが咲く芝生に寝転がり、ミツバチと戯れる少年の姿を水彩絵の具で描いた。林さんは「自分もこういう風にできたらいいなと、理想の自然との関わり方を描いた」という。

 ミツバチの生き生きとした様子が伝わるよう、ミツバチの瞳につややかさをもたせる工夫をしたという。作品を見た人が、ミツバチをより身近に感じられるよう、1匹だけ大きく描くなど構図にも気を配った。

 受賞の知らせに林さんは「驚いたけれど、とてもうれしかった。作品を見て、自然との距離が近かった子どものころの気持ちを思い出してもらえたら」と話している。

 コンクールには幼児から高齢者まで計2万1086点の応募があり、大賞や優秀賞など計71点が入賞した。浦島千佳

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