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　27日午後10時ごろ、関東地方の上空に、夜空をゆっくりと流れる明るい火球が目撃された。宇宙空間に漂うちりなどが大気圏に突入して光る流れ星の中で、特に明るいものを火球という。

　平塚市博物館（神奈川県）の藤井大地学芸員によると、平塚市に設置しているカメラに、南東の空を5秒以上にわたって移動する火球が映っていた。藤井さんは「実際に見たが、まるで宝石が落ちていくように流れ、とても美しかった」とコメントした。

　SNSには「めちゃくちゃきれいだった」「すごく明るい緑色に見えた」「いいもの見た！」などと投稿が相次いだ。（東山正宜、小川詩織）