11月の「ダンロップフェニックス」に松山英樹選手4年ぶり出場

森田博志

 宮崎市のフェニックスカントリークラブ(CC)で11月16日から開かれる男子プロゴルフツアー「ダンロップフェニックストーナメント」に松山英樹選手(31)が4年ぶりに出場する。大会事務局が4日、発表した。

 米ツアーで活躍する松山選手は、2021年にマスターズ・トーナメント(米ジョージア州)でアジア選手として初めて優勝して以降、初の国内ツアー参戦(千葉での米ツアーには出場)となる。松山選手は大会事務局を通じ「この4年での成長を優勝という形で日本のゴルフファンの皆様にみていただけるようにしたいです。是非会場に足を運んでいただき、声援をよろしくお願いします」などとコメントを寄せた。

 国内外のトップゴルファーが宮崎に集い、1974年に始まったトーナメントは50回の記念大会を迎える。これまで故セベ・バレステロスさん(スペイン)やタイガー・ウッズ選手(米)ら超一流が優勝を飾っており、9回目の出場となる松山選手も2014年大会を制した。

 宮崎との縁も強く、その時に県は副賞として宮崎牛1頭分を贈呈。松山選手がマスターズで優勝した時には「夕食会にはぜひ宮崎牛を」などとつづったお祝いの手紙を送り、再び宮崎牛を贈った。22年のマスターズ恒例の夕食会「チャンピオンズディナー」では、前年優勝者の松山選手がホスト役を務め、メイン料理で宮崎牛が振る舞われた。

 大会は4日間行われ、前売り入場券を公式ホームページ(https://www.dpt.gr.jp別ウインドウで開きます)などで販売している。(森田博志)…

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません