金融庁、ビッグモーターと損保大手に報告徴求命令へ 保険金不正で

有料記事

栗林史子
[PR]

 中古車販売大手のビッグモーター東京都港区)による自動車保険の保険金水増し請求問題で、金融庁は同社や損害保険ジャパンなど損保大手に報告徴求命令を出す方針を固めた。保険の取り扱いに問題がなかったかなどを調べるため、保険業法に基づいて事実関係の説明や関連資料の提出を求める。

 報告徴求命令の対象となるのは、ビッグモーターと、同社と保険代理店契約を結ぶ損保ジャパンのほか、東京海上日動火災保険三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険などの大手各社。

 ビッグモーターは、顧客に自動車保険を販売する保険代理店でもある。損害保険金の水増しのために故意に車を傷つけるなどした問題が指摘されており、金融庁から監督を委任されている関東財務局は28日、同社役員を呼んで聞き取りを行った。

 金融庁の担当者は「第三者委…

この記事は有料記事です。残り406文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

ビッグモーター問題

ビッグモーター問題

保険金の不正請求などの問題が相次いで発覚しているビッグモーター。関連ニュースはこちらへ[もっと見る]