ビッグモーターが自動車保険の保険金を不正請求していた問題で、金融庁は31日、同社と損害保険大手4社と中堅3社の計8社に、保険業法に基づく報告徴求命令を出した。金融庁は同社や損保への立ち入り検査も視野に、保険代理店としてのビッグモーターの業務実態や、損保との取引などを詳しく調べる方針だ。
対象の損保大手は損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。損保は、車が事故に遭った保険契約者に修理業者としてビッグモーターを紹介。ビッグモーターは、紹介件数に応じて損保各社に自動車損害賠償責任保険の契約を割り当てていた。
金融庁は、ビッグモーターの…
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