リオ五輪金メダリスト金藤理絵さんの名冠した競泳大会 岐阜市で誕生

保坂知晃
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 岐阜県と県水泳連盟は、リオデジャネイロ五輪金メダリスト金藤理絵さんの名を冠した水泳競技大会を、7月30日に岐阜市長良川スイミングプラザで開く。全国JOCジュニアオリンピック夏季大会県予選と県社会人選手権を統合して新たに開催する。

 「RIE KANETO Memorial Cup 2023」は、ジュニア21種、社会人13種の計34種目で競う。金藤さんは大会名誉会長を務め、ジュニア選手への記録証の配布や表彰のプレゼンターをする。ジュニア選手で、JOC標準記録突破者のうち最も優秀な選手にクリスタル盾の「金藤杯」を贈る。

 金藤さんは2018年の引退まで公益社団法人「ぎふ瑞穂スポーツガーデン」(岐阜県瑞穂市)に所属していた。12年のロンドン五輪は代表を逃したが、16年のリオ五輪で返り咲き、200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した。

 県庁で会見した県水泳連盟の加藤哲久会長は「子どもたちに夢をあきらめずに目標に向かって、がんばることを知ってもらいたい」と話した。(保坂知晃)

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