4年ぶりにマスクなし、踊りあり 笑顔と手拍子あふれる合唱祭

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 第75回宮城県合唱祭(宮城県合唱連盟主催、朝日新聞仙台総局など後援)が20日、名取市文化会館で始まった。21日までの2日間、計61団体の約1200人が舞台に上がり、伸びやかな歌声を響かせる。

 4年ぶりにマスクを着けず、舞台上の動きも制限されないコロナ前とほぼ同じ形で開かれた。20日は中学や高校、大学、一般など19団体が出場。歌にあわせて踊ったり、会場から手拍子が起こったりと、笑顔あふれる演目が続いた。

 混声合唱団「若草」は、色鮮やかな衣装でミュージカルナンバー「雨に唄えば」などを披露した。指揮者の斎藤広子さん(69)は「コロナでずっと我慢していたから、とにかく明るい雰囲気にしたかった」。参加者が相互に選ぶ「フェスティバル賞」にも決まり、団員たちはハイタッチで喜びあった。

 古川黎明中高は4年ぶりに参加。部員たちで編成したアニソンメドレーを、振り付けをつけて歌った。「マスクを外して歌えたのがうれしかった。手拍子ももらえて楽しかった」と部長の大場彩加さん(高校3年)は満足げだった。

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