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　青山学院大の「エース候補」に自ら名乗り出た。

　14日に神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われた陸上の第102回関東学生対校選手権最終日で、2部の男子5000メートルで、青学大の鶴川正也（3年）が13分54秒86で2年連続の3位に入った。1、2位の留学生相手に惜しくも競り負け、「ラスト100メートルまでは我慢して力をためようとしていたが、その前に力を使ってしまった」。それでも、終盤までデッドヒートを繰り広げた。

　最初の400メートルは71秒と比較的遅い入り。1000メートルは2分58秒で刻んだ。「スローペースになると思っていたので、4000メートルくらいまで余裕を持っていこうと考えていた」。想定通りの展開で、集団の中に控え、冷静に走っていた。

　勝負のラスト1周。1位の城西大のヴィクター・キムタイ（2年）に離され、さらに創価大のスティーブン・ムチーニ（1年）には0秒01及ばず、3位に。レース後は「まだまだ弱い。悔しい」。2年連続の表彰台にも、反省ばかりを口にした。

　なぜこれだけ悔しがるのか…