AI・格差拡大・気候変動…世界の課題、バフェット氏はどう答えたか

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江渕崇
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 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏(92)が11日、朝日新聞の取材に対し、日本での投資について手応えを語った。自身が巨額の資産を築いた資本主義という経済システムは、格差拡大や気候変動など重い課題が突きつけられている。バフェット氏は「資本主義の利点を維持しながら、問題を解決することが重要だ」と語った。

 バフェット氏の来日は2度目で、東日本大震災後の2011年以来。自らが率いる米大手投資会社バークシャー・ハサウェイが投資する大手商社の首脳らと面談したほか、傘下企業が投資する工具メーカー「タンガロイ」(福島県いわき市)の訪問も予定している。

 11日のインタビューでバフェット氏は、日本のバブル経済とその崩壊を念頭に、「日本は、私がこれまで見た中で最も極端な強気相場と、その崩壊を経験した」と話した。

 そのうえで「そして今、非常…

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