「南極だけじゃなく、地球も大事に」 中山由美記者が講演

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 【宮城】南極や北極で取材を重ねる朝日新聞の中山由美記者の講演会が26日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台であった。雪と氷の世界を紹介しながら、地球環境を守る大切さを語りかけた。

 中山記者は、女性記者として初めて南極観測隊に参加するなど、南極を3回、北極を7回取材。朝日新聞や朝日新聞デジタルで連載「ホワイトメール」を書いている。

 講演では、現地で撮った写真や動画をみせながら、ペンギンのユーモラスな姿やブリザードに見舞われる零下の世界を紹介。観測隊による研究成果にも触れ、「私たちが便利に暮らし、たくさんの二酸化炭素を出している裏で、南極だけじゃなく地球が痛めつけられている」と訴えた。

 集まったのは、県内各地からの親子連れら約150人。「北極と南極、どちらが寒い?」といったクイズに子どもたちが盛んに手を上げ、会場に展示された約30点の写真パネルに見入っていた。

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