永田監督が語る 人の2倍練習したカープ小園が早朝練習をやめた理由

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構成・安藤嘉浩
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 日大三島(静岡)の永田裕治監督(59)が、報徳学園(兵庫)で指導した最後の世代に小園海斗(22)がいた。「中学時代から有名なショートで、本人も入学当初から『プロになりたい』という目標を持っとった」と当時を振り返る。

 小園は入学当時から、身体能力と野球センスはずば抜けとった。私はよほどのことがない限り、1年生は試合で使わない。とくに野手を抜擢(ばってき)したことはほとんどない。

 異例なことだが、小園はすぐに1番ショートで起用した。そして、その期待に応えてくれた。6月の関東遠征では、横浜3年の藤平尚真君(24)=現楽天=から本塁打も放った。その年秋のドラフト会議で1位指名を受ける2学年上の本格派から、高校入学数カ月で打ったのだから、実力的に申し分なかった。

 だからこそ、人の2倍は練習…

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