山口・錦帯橋にまた傷 今年度で4件目 過去最多

川本裕司
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 山口県岩国市は8日、錦帯橋の第5橋の橋杭(きょうぐい)2カ所で傷が見つかった、と発表した。今年度で4件目の傷で、統計のある1959年度以降では2020年度の3件を上回り過去最多の毀損(きそん)となった。

 1日に市民からの連絡でわかった。傷があったのは横山地区側から5番目の橋杭で、中央の杭と下流側の杭にそれぞれ縦20センチ、横10センチ弱にわたり、地面から1メートル余の高さだった。1月11日の点検では傷がなかった。

 3日に岩国署へ通報した市錦帯橋課は「平仮名が数文字ずつ書かれ、同一犯の可能性があり悪質だと判断し、発表することにした。新たな防犯対策を検討する」と言っている。(川本裕司)

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