山口県上関町長が西村経産相と6日に面会へ 原子力政策について要請

川本裕司
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 中国電力が原発建設を計画している山口県上関町は3日、原子力政策に関して要請するため、西哲夫町長が6日に経済産業省を訪ね、西村康稔経済産業相と面会すると発表した。

 上関原発の計画は1982年に浮上。西氏は昨年10月の町長選で、原発推進派として過去最高の70%の得票率を獲得し初当選した。西氏は民意が示されたとしており、今回の経産相との面会では「原発による町づくりを国として支援、協力してほしい」と伝えると取材に対し明らかにした。国の方針も示してもらいたい意向だという。

 面会は町が申し入れていた。午前11時5分から15分間の予定で、岩木和美町議会議長も同席する。

 西氏は町長選直後から「民意を国に伝えたい」と話しており、「人口減少で町は疲弊しており、原発の賛否が選挙の争点となる構図を私の代で終わらせたい」としている。(川本裕司)

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