名勝・錦帯橋の手すり、河原の石で傷つける 小学生の兄弟を補導
川本裕司
山口県岩国市の名勝錦帯橋の手すりが傷つけられた事件で、岩国署は1日、県外の小学生の兄弟2人を文化財保護法違反の非行内容で補導したことを明らかにした。
同署によると、兄弟は昨年8月6日に錦川の河原の石で傷つけたことを認めているという。防犯カメラなどから突き止め、昨年中に補導した。観光で訪れていたが、一緒にいた家族は気づかなかったという。
市は第3橋と第5橋の手すり延べ10メートルの傷を除去する復旧工事を1月11日に終えた。兄弟の父親が謝罪し、工事費など2万7011円の損害賠償金を31日に納付したという。
市は昨年8月時点で、第1橋から第5橋までの各橋で計約65メートルの傷と、第4橋の橋板の汚れを発表していたが、大半の傷と汚れは自然に消えたと見られている。(川本裕司)
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