アルミの特徴、実験で学ぶ 大石田小

[PR]

 朝日新聞社の環境教育プロジェクト「地球教室」が22日、山形県大石田町の大石田小学校であった。5、6年の45人に向けて、協賛のアルミニウム総合メーカー「UACJ」の研究者がアルミの特徴を解説したり、朝日新聞記者が海に流出しているプラスチックごみの現状を紹介したりした。

 UACJの吉田日向さんは、児童らとアルミ100%の棒とほかの金属を5%混ぜたアルミニウム合金の棒を曲げる実験をした。アルミ100%の棒は児童の力でも簡単に曲げられるのに、ほかの金属を混ぜると大幅に強度が増すことがわかると歓声が上がった。

 朝日新聞の杉本崇記者はプラごみが海へ流出している現状を話し、どんな製品ならほかの素材に代替できるかを児童らと話し合った。

 6年の石塚結翔さん(11)は「100%のアルミが簡単に曲がるとは思わなかった」。5年の佐藤蓮さん(11)は「ペットボトルはきちんとゴミ箱に捨てることが大切だと改めて思った」と話した。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら